赤ちゃんの下着とか服装ってどうしたらいいの?
我が子が乳児だった頃、新しい季節がくるたびによく服装について悩んでいました。
赤ちゃん服は「短肌着・コンビ肌着・ボディスーツ・オール」だけを押さえればほぼ大丈夫!
長肌着は、私の経験上不要でしたよ。
すぐサイズアップしてしまう赤ちゃん服、あれやこれやとたくさん用意するのはもったいないです。
当記事では、新生児~ずり這い期(8ヶ月頃)までの赤ちゃんを対象にした、各季節の気温に合わせた室内の服装例を紹介!
着せすぎあたためすぎに注意することを前提に、画像付きで紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね♪
赤ちゃんの服装を気温ごとに紹介!シンプルに着回そう
1年を通して、あたためすぎないように注意して!通気性のよい生地を意識しましょう。
気が付かないうちに赤ちゃんが汗をかいていた、なんてことありませんか?
小さな赤ちゃんを守ってあげたいという思いから、つい何枚も着せたり包んでしまうママは少なくありません。
しかし、赤ちゃんをあたためすぎてしまうと、乳幼児突然死症候群など最悪な事態も起こりうるので注意が必要です。
じゃあ何をいつ着せたらいいのかしら…赤ちゃん服って何種類もあって分かりづらい!
ここでは、各季節の気温に合わせた室内の最適な服装例を紹介しますよ。
すぐにサイズアップして服の買い替えが必要になる赤ちゃんだから、本当に必要なものだけに厳選!
※「長袖オール」は、月齢0か月~2ヶ月頃までは2ウェイオール、3ヶ月頃~はカバーオールで対応してくださいね。
【春】ぽかぽか日和が増える春は中に着る下着で調整しよう
気温によって下着の袖丈で調整 +長袖オール
寒い日でも、冬の服装はそろそろ暑そうよね…
朝夕はまだ寒さが残る日も多いですが、少しずつぽかぽかしてくる春。
肌触りがよく伸縮性のある長袖オールに合わせて、寒い日とあたたかい日では、中に着る下着の袖丈で調整するといいですよ。
基本は上記の服装で、寒いと感じる時間帯はおくるみをかけてあげましょう。
長袖オールは、冬のような厚い生地でなく、さらっとしたTシャツ生地などがおすすめですよ。
【夏】蒸し暑い日本の夏!暑がりな赤ちゃんは肌着1枚でもOK
25度前後になったら肌着1枚でOK!でも寝るときはスリーパーを
起きているときは肌着1枚で問題ありませんが、寝るときはスリーパーでお腹の冷え防止をしましょう。
最高気温を更新し続けている近年は、真夏になると30度超えはザラですよね…。
蒸し暑く熱中症になることは避けたいので、赤ちゃんが小さいうちは、迷わずエアコンを使用しましょう。
エアコンの温度設定は26~28度が理想ですね。
外気温度との差が激しいと体調を崩しやすくなるので、下げすぎないように注意です。
また、寝るときは肌着1枚だけだとお腹が冷えてしまうこともあるので、ガーゼスリーパーをすることをおすすめしますよ。
スリーパーの代わりにおくるみでもOK。おくるみはコットン生地や肌触りがなめらかなレーヨン生地もおすすめですよ。
うちの娘はレーヨン生地がお気に入りで、手でモニョモニョしたりなめなめしたりして喜んでいます(笑)
【初秋】まだ暑い初秋は最高気温に合わせると過ごしやすい
最高気温25度なら肌着1枚でOK 20度前後なら半袖下着+薄手の長袖オール
初秋は最高気温に合わせた服装を心がけ、寒い時だけベストやブランケットなどで調整するのがコツです。
冷たい風が吹き始め、大人の衣替えに合わせて子どもの服も…と思いがちですが、それはNGです。
秋といっても日中はまだ汗ばむ日も多く、大人よりも暑がりな子どもは熱中症になりやすいのです。
そのため秋の服装は特に、その日の最高気温に合わせた組み合わせにすることをおすすめしますよ。
寒くなる時間帯は小物で調整すればいいのね!
初秋といっても地域によってだいぶ違いはありますが、最高気温25~20度程度までは以下の服装でいいでしょう。
重ね着するときの半袖下着は短肌着でもボディスーツでもOKですが、1枚だけのときはお腹冷え防止にコンビ肌着かボディスーツにしましょう。
日中はまだまだ汗ばむ気温なので着せすぎないようにしながら、寒い時間帯はベストやカーディガンで調整するといいですね。
【秋冬】寒くても着せすぎ注意!暖房とスリーパーで調整しよう
コンビ肌着もしくは長袖ボディスーツ + 長袖オール(生地を工夫しよう)
就寝・朝方の冷え込み対策にスリーパー、それでも寒ければオールの生地を工夫しましょう。
寒いからといって着せすぎ・毛布や布団を重ねてかけるなどをすると、あたたまりすぎや窒息の危険があります。
冷え込む秋や冬でも、「赤ちゃんに着せる服・かけものはシンプルに」というのを心がけましょう。
暖房の設定温度を20度にして、スリーパーでの調整がおすすめですよ。
ただし、寒い地域によっては暖房が追い付かないなど、20度にならないこともありますよね。
うちはエアコンが古いから、なかなか設定温度にならないのよね…
そんなときは、スリーパーに加えてオールの生地で調整をしましょう。
【生地:接結天竺】 あたたかさレベル +1
Tシャツにも使われる薄手の天竺を2枚重ねた通気性◎な生地で、ほどよくあたたかくさらっとした肌触り。
横に伸びやすく動きやすいのが特徴で、秋冬だけでなく年中使用できます。
【生地:スムース】 あたたかさレベル +2
両面編みでなめらかな肌触りで、下着にもよく使用される生地です。
伸縮性もありながら適度な厚みがあるので、体にフィットして着心地がよいのが特徴。
【生地:キルトニット】 あたたかさレベル +3 ★おすすめ
接結天竺の間に中わたを入れた生地でふんわりあたたかく、伸縮性もあるので冬の赤ちゃん服に最適です。
ユニクロとニトリで準備万端!冬のおすすめセット
さむ~い冬には、ユニクロのキルトカバーオールとニトリのNウォームスリーパーが大活躍!
1年のうち、一番服装に悩むのはおそらく冬なのではないでしょうか。
はじめての冬を迎える赤ちゃんがいるご家庭でも揃えやすい、コスパ最強冬セットを紹介しますね。
我が子はユニクロキルトカバーオールを11月中旬~2月中旬まで愛用していました。
3枚のローテーションで、毎回乾燥機をかけましたが全然へこたれないのです…!!(ただし縮むのでワンサイズ上を着ています)
ユニクロは肌着もコスパ最強で人気よねー!
さらにニトリのNウォームスリーパーをプラスすると、ふわふわあたたかくて抱っこするママ自身も幸せな気分に♪
ニトリにはカーゼスリーパーもありますので、気温やお子さまの様子をみながら使い分けるといいですね。
普段私たちが気軽に利用しているユニクロやニトリは、赤ちゃん商品にも年々力を入れてきているので注目しておきましょう!
赤ちゃんの服装は月齢で違う!新生児は1枚多くが基本
生児は大人より1枚多く、2~3ヶ月頃からは同じか1枚少なく!赤ちゃんの様子で決めましょう。
赤ちゃんの月齢によって、おすすめの服装は異なります。
- 新生児の頃は体温調節ができないので、大人より1枚多めに着せた方がよい
- 2~3ヶ月を過ぎると体温調節ができるようになるので、大人と同じか1枚少なくてよい
- 5~7ヶ月の寝返り、ずり這いをする頃は1枚少なくてよい
新生児の頃は慎重になってしまいますが、赤ちゃんの成長に合わせてゆっくり調整していきましょう。
そして、どの月齢の赤ちゃんでも、あたためすぎていないかの確認が大事です!
しっとりしているときは、熱を体外へうまく出し切れないほどあたたまっています。
背中に汗をかいているのも、あたためすぎの証拠です。
すぐに1枚脱がす、かけものを外すなどの対応をしてくださいね。
新生児期のおすすめ服装セットを季節ごと紹介
本記事で紹介してきた服装は月齢2~3ヶ月からの赤ちゃん向けなので、肌着を1枚プラスしてあげましょう。
寒い日や時間帯には、おくるみをかけてあげるといいですが、できればエアコンで適温にする方がいいでしょう。
寒い時期は暖房20~23度、暑い時期は冷房26~28度がベスト。
新生児期は短いですし、我が家では24時間つけっぱなしにしましたよ。
赤ちゃんのためだけでなく、産後間もないママにとっても適温は嬉しい!
赤ちゃんの服装はシンプルなセットを着回ししよう♪
赤ちゃん服は「短肌着・コンビ肌着・ボディスーツ・オール」だけを押さえればOK!
赤ちゃん服って種類がいっぱいあって迷っちゃう…
室内で過ごすことの多い赤ちゃんの服装は、シンプルな組み合わせを着回ししていけば大丈夫ですよ♪
前開きタイプのボディスーツ(股下部分をスナップでとめられる下着)もありますが、新生児~小さい赤ちゃんには、ゆったりめの短肌着やコンビ肌着をおすすめします。
ちなみに新生児期に買った50・60サイズの下着は各5枚ずつのローテーションで、我が子は6ヶ月まで着ていました(笑)
身長は65センチ、体重は7キロぐらいでしたが結構長持ちするんですよね。
寝返りができるようになったら、ゆったりめの下着からボディスーツなどの動きやすい服装に替えてあげましょう。
ミルク吐きもほとんどなくなるので、下着もカバーオールも3枚ずつでほぼ大丈夫!
下着や部屋着は数着でOK。あとはスリーパーやおくるみを活用して♪
赤ちゃんの下着って小さくて本当に可愛いので、あれもこれも欲しくなってしまいますよね…。
でも実際は兼用できますし、服装もですが寝具や寝る環境の方に注力してあげるのもいいですよ。
ハッキリ言って長肌着は必要なかった!
長肌着はコンビ肌着で兼用できるので、無理して揃えなくても大丈夫です。
短肌着・長肌着・コンビ肌着それぞれの用途を確認してみましょう。
短肌着は新生児~寝返り期まで使用できますが、長肌着は足をバタバタさせるようになる2ヶ月頃からはあまり使いません。
コンビ肌着ならズボン型になるから、動きやすそう!
効率重視、若干ミニマリストチックな主人は、この用途を知って一言、
「コンビ肌着も長肌着も丈の長さはほとんど一緒だし、それなら最初からコンビ肌着だけでいいのでは?」
…結果、何も問題ありませんでした!長肌着はコンビ肌着で十分兼用できましたよ。
本記事で紹介した組み合わせにも長肌着は登場させていません。
ですが、おむつ替えのたびにスナップ(2箇所だけですが)を外すのがメンドクサイ!という方は長肌着にしてもいいでしょう。
まとめ
- 1年を通して着せすぎあたためすぎに注意し、赤ちゃんの足裏や背中が湿っていたらすぐに1枚脱がすなどの対応を
- 春の服装は、長袖オール+下着の袖丈で調整をしよう
- 夏は気温25度前後から、コンビ肌着もしくはボディスーツ1枚の服装でOK
- 初秋はまだあたたかい日が多いため、最高気温に合わせた服装にしておき、寒い時間はスリーパーなどで調整しよう
- 冬はスリーパーを使用するだけでなく、オールの生地を工夫するとよりあたたかい
- ユニクロとニトリでコスパ最強な冬の服装セットが揃えられる
- 新生児は大人より1枚多く、2~3ヶ月頃からは同じか1枚少なくが基本
- 長肌着は不要!赤ちゃん服は「短肌着・コンビ肌着・ボディスーツ・オール」を押さえておこう
たくさんの種類があってつい悩んでしまう赤ちゃん服は、シンプルな組み合わせを着回していけばいいことがわかりました。
ここで紹介した季節・気温ごとの服装を参考に、ぜひお子さまのベストな組み合わせを見つけてくださいね♪