ひと昔前までは、勉強が出来る子ども=優秀な子どもという認識でした。
確かに勉強が出来ることに越したことはありませんよね。
でも近年は、コミュニケーション力のある子どもが社会に出て飛躍していく姿を多く見かけます。
コミュニケーション力って自然と身につくものじゃない?
コミュニケーション力は自然と身につくものではありますが、幼少期の親子間の会話や環境に大きく左右されますよ。
将来我が子にたくさんの道を与えられるように、小さいうちから最適なコミュニケーションをとりましょう!
このブログでは、子どもと話すときの10のポイントや、子どもが話しているときにあなたがとるべき行動などを紹介。
子どもと一緒に、あなた自身のコミュニケーションについても見直すきっかけになれば幸いです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子どもとのコミュニケーションの取り方を見直そう
子どもとのコミュニケーションは、親子関係を深めるだけでなく、子どもの自己肯定感や社会性を育む上でも重要な役割を果たします。
しかし、子どもが話したくないときや反抗的な態度をとるときには、親もイライラしてしまいがちですよね。
それは仕方がないこと。自分を責めずに、解決策を身につけましょう。
ここでは、子どもと話すときや聞くときに気をつけたいポイントや、子どもに話し方や聞き方を教える方法について紹介します。
子どもに接するのが疲れてしまったり、イライラしてしまったりしても乗り越えられる、無理をしないコミュニケーションも紹介しますよ。
子どもと話すときの10のポイント
子どもと話をするときには、以下の10のポイントに注意してみましょう。
子どもからの返答が簡潔なものや間違ったことでも、一方的に否定したり質問したりするのはよくありません。
内容を補足してあげながら、間違ったことなら何故違うのかをしっかり伝えましょう。
まずはこちらの共感や感想を伝えつつ、最後に褒めたり感謝の言葉を添えると自己肯定感が育ちやすいですよ。
また、大人でも会話や食事中にスマホを眺めているひとがいますが、マナーとしてはあまりいいとは言えないですよね。
特に小さい子どもは、親の持つ物にはとても興味が湧いてしまうもの。
マナーの悪さだけでなく、気がそれて会話に集中できなくなりますので、子どもの前で使う場面はよく考えるようにしましょう。
子どもに話を聞くときの8のポイント
子どもが何か悩んだり困ったりしているときには、親が優しく話を聞いてコミュニケーションをとることが大切です。
その際には、以下のポイントに気をつけましょう。
まだ知らない言葉が多い子どもにとって、今の自分の気持ちを伝えることはとても大変なことですよね。
焦らずに耳を傾けて、身振り手振りで助けてあげると自然と笑顔が返ってくることがあります。
また、「眠くなっちゃった?」「何か悲しいことがあったのかな?」と優しいトーンで話しかけると、素直な気持ちを伝えやすくなります。
イライラさよなら!育児ストレスを乗り越えるには
いつも優しい気持ちで接するなんて無理だわ…
そう、育児をしていると楽しいこと幸せなこと以上に大変なことが多く、ついイライラしてしまいますよね。
子どもの声に寛大な心で耳を傾け、優しいトーンで話しかける…なんていつも出来ることじゃない!
イライラが溜まって息が詰まりそうになっているあなた。
それほどまでに頑張っている自分を、認めて、ときには甘やかしましょう。
食事は冷凍食品のみでもいいし、デリバリーもじゃんじゃん活用しましょう!
子どもにはどう接したらいいんだろう…
子どもへの接し方や自分の気持ちをセーブしたいときにおすすめなのは、
「VIP客をもてなす、フルサービスのコンシェルジュごっこ」をすることです。
なんじゃそれ・・・??!と思いますよね(笑)
でも、私はこれでかなり気持ちが楽になりましたよ。
子どもが離乳食を嫌がったり、お皿を投げつけたりしたときは、
「あぁぁ…お食事が…困りますお客様!!お召し物は大丈夫でしょうか?!」
といった具合に、わがままなVIP客をもてなすコンシェルジュになりきるんです。
架空の人物になりきることで、現実のことを処理しながら現実逃避ができます。
しゃべりながら意外と笑顔になる自分もいたりして、なんとかこれで乗り越えられました。
ぜひ一度お試しください♪
子どものコミュニケーション力を高めるために意識しよう
どものコミュニケーション力を高めるために、親自身がモデルとなって示すことが効果的です。
子どもは親の言動をよく観察していますので、親が子どもとの会話において上記のポイントを実践することで、子どもも自然と学びます。
コミュニケーション力を高めるために、以下のような方法も参考にしてみてください。
まとめ
- コミュニケーション力は、幼少期の親子間の会話や環境に大きく左右される
- コミュニケーションは、子どもの自己肯定感や社会性を育む上でも重要な役割
- 子どもが間違ったことをしていたり言っていたりしても、一方的に否定せずに何故違うのかを明確にしてあげる
- ちゃんと伝えようとしてくれた子どもへ、最後は感謝の一言で会話をくくる
- 会話中や食事中のながらスマホは、マナー違反であるうえに子どもの集中力の妨げになる
- 子どもが何かで悩んでいたり困っていたりしているときには、積極的にコミュニケーションをとる
- うまく話が出来なくても、焦らずに耳を傾けて、身振り手振りで助けてあげると子どもも安心する
- 子育てでイライラしたときは、架空の人物になりきって現実逃避しながら処理をすると気が楽になる
- 子どものコミュニケーション力を高めるために、親自身がモデルとなって示す
以上、子どものコミュニケーション力を育むポイントなどを紹介しました。
子どもとのコミュニケーションは、親子間の信頼関係や理解度を高めることで、より良い関係性が築けます。
時にはイライラしてしまうこともきっとあると思いますが、あまり思い詰めずに出来るだけ楽しんで育児ができたらいいですね。